こんにちは!中古マンション売却コンサルタントのツノダです。
いつもご覧になっていただきありがとうございます。
本日は、まず近況報告からなのですが、5月26日に緊急事態宣言も解除され、不動産業界は動きが良くなってきたようです。当社は江東区で中古マンション仲介を行っているのですが、問い合わせが増えてきました。
また、私事ですが千葉方面で安いテラスハウスをみつけたので買おうと思って、問い合わせをしてみたのですが、既に3組の申し込みがあり、現金のお客様で契約予定になっていました。
どちらかというと、売る方より、買う方が殺到している印象があり不動産価格相場は下がらなそうな感じになってきました。
もちろん、株価の二番底とか、コロナの新規感染者数の増加とかで状況は変わってきますので、今後も私が感じているリアルな状況をお伝えしていきたいと思います。
それでは本題に入ります。本日は「フラット35!2020年6月金利は0.01%下落!民間金融機関は据え置き!」というテーマでわかりやすく解説いたします。
※動画もぜひご覧ください
2020年6月のフラット35金利が発表されました。
今月は0.01%の下落となります。
フラット35、21年~35年返済は1.30%から1.29%となります。
20年以下の返済期間だったり、団信をつけなかったり、フラット35Sが適用されたりで金利が変わってきます。
詳しくはりそな銀行(フラット35の窓口)のホームぺージをご確認ください。
フラット35というのは住宅金融支援機構という独立行政法人が行っている全期間固定金利の住宅ローンです。国自体ではないのですが、公共性が高い法人です。
そして、フラット35は住宅金融支援機構が直接貸し出すのではなく、様々な金融機関が窓口となっていて、りそな銀行などの銀行とか、ARUHIなどの住宅ローンを専門に行っている会社などがあります。
フラット35の金利は今年に入ってからは安定しています。
3月に1.24%と少し下がったのですが1.24%~1.3%と大幅な変動はありません。
ちなみに4000万円借りて、1.3%(35年返済・ボーナス返済なし)だと、毎月118,592円です。
同じ条件で、1.24%だと毎月117,443円で違いは1,149円となります。
そしてなんと年収407万円以上だと、4000万円借りることができてしまいます。年収の10倍近くですね。※審査により借入できない場合もあります。
でも一般的にはおすすめできません。私であれば年収の6倍から、高くても7倍が限度なのかなと思っています。
ご年収400万円であれば2800万円、ご年収500万円であれば3500万円といったところでしょうか。
フラット35の金利は10年国債利回りに連動しています。
2020年は2月末から3月中旬までコロナショックの影響で乱高下しましたが、概ね0%前後で推移しています。
6月のフラット35の金利は5月中旬くらいの10年国債利回りによって決まります。
5月中旬もほぼ0%だったのですが、6月2日時点も0.008%でほぼ0%です。今月も0%で推移すれば7月もほぼ変わらないということになります。
メガバンクにりそな・三井住友信託を加えた大手5行の住宅ローン金利は横ばいとなっています。
りそな銀行も変動から20年固定まで、すべての金利が横ばいでした。
私であれば変動0.47%を選ぶのですが、これから金利が上がるかもと予想する方は10年固定を選ぶとか、もしくは、半分変動で半分10年固定といった住宅ローンの組み方を考えてみてもいいかもしれません。
ただし、10年固定0.645%というのは、はじめがお得!当初型となりますので、10年経過後は優遇幅が減ってしまいますのでご注意ください。
コロナショックでどうなるかと思いましたが、日銀の金融緩和や遅かったとはいえ様々な給付金があり、コロナもある程度おさまってきて、株価も上がってきたし、不動産も動きが出てきました。
フラット35の金利はマイナス0.01ということで、微妙に下がりました。そして、フラット35の連動元の10年国債利回りも0%前後と安定しています。
同時に民間の住宅ローンもほぼ横ばいで落ち着いています。
ということで、表面上はけっこう平穏を取り戻した感がありますが、テレワークは続けていただき、満員電車だけは復活しないでほしいなと思っています。
本日は以上です。
ご質問等ございましたらお気軽にお願いします。
また、売却相談や査定依頼などもお待ちしております。
最後までご覧になっていただき、ありがとうございます。
1.当社ならマンションをご売却する際の仲介手数料は成約価格の1%です。
更新日時 : 2020年06月02日 | この記事へのリンク :